放射線の影響いろいろ
放射線治療を受ける前に受けた説明の中で、いくつか今まで知らなかったことがありました。
今まで知らなかったのですが、放射線を当てることができるのは、基本的には一つの部位1回(1クール)なんだそうです。
線量によっては出来る場合もあるらしいのですが、私の場合は2回目はないということに。
今回、手術した側の乳房や脇の下、鎖骨に放射線を当てているのですが、となると今後もし同じ側の乳腺に再発した場合は放射線治療は出来ないということになります。
まぁ、それを予防するためにやっているんだから仕方ないのだけど。
そしてもうひとつ知らなかったことは、放射線を当てた方の乳腺は母乳が出なくなるそうです。
知らなかった!
治療が始まる前、診察で医師に出産を考えているかと聞かれました。私の年齢でこの病気になると避けて通れないこの質問。
今の時点では考えていませんと正直に答えたところ、いずれは可能性ありますよねと。
でもホルモン治療が今後5年続くと考えるとやっぱり妊娠や出産は考えられないなというのが私の気持ちだったけど、いつ考えが変わるか分からないし、頑なになる必要もないので、可能性はあるかもしれませんと答えました。
こういう話ってすごいセンシティブなんだけど、なんだか人ごとのように考えてしまう自分がいます。
それでも医師が聞くのは、やっぱり重要なことだし、ちゃんと考えなきゃいけないことなんだろうな。
でも今はそこまでは考えられない。
自分のことを考えるので精一杯!
となって考えるの終了。
そして担当医より、
「副作用や体への影響はありますが、それを考慮しても、放射線治療をやる意味は大きいです。」
と放射線治療が始まる前に言われました。
この言葉が全てかなと思います。
意味があるならやらねば。
だいぶ疲労が溜まってきて、夜は気付いたらそこらへんで寝てるし、朝は起きるのが苦痛すぎるし、喉がやられたりもしていますが、気合い入れてしっかり治療していこうと思います。