笑う門には福来る!

35歳で突然乳がんに!これも人生、気楽に乗り越えましょ。

日帰り手術後の様子

術後すこし経ちましたが、私はいたって元気です!

 

手術当日は患部がチクチクするくらい、なんか皮膚がつってる感じがしました。

 

翌日以降も痛みとかは特に変わらずですが、翌々日まで2日間、夕方になると微熱が出ました。そりゃざっくり切ったんだもん、熱出ますよね。

でも37.5℃くらいの熱だったので、しっかり水分とって寝ていました。

 

痛くなった時は痛み止めを飲むようにとボルタレンをもらってありますが、私はボルタレンを飲むほど痛くはならず。

 

ちなみに患部にはガーゼと防水シートが貼ってあるので、実際のところ、どうなっているのか自分では確認できません。

1週間後の検診まで剥がさないようにとのこと。気になる〜

 

 

でも抗ガン剤の副作用に比べたら、術後は本当に気楽に過ごしています。

傷口が開いたら嫌だから大胆には動けないけど、痛みもほとんど無いし。

 

食べることに関してはもはや元通りだから何食べても美味しいので、1日3食しっかり食べ、ごろごろTV見て、たっぷり眠り。あぁなんて健康的な生活なのでしょう。

 

そんな中唯一の難点と言えば、1ヶ月以上経ってもなお残るドセの副作用のむくみは相変わらず。

家の中しか歩いていないけど、まだ階段登るのも四苦八苦。

 

手術のダメージをも上回るドセタキセルの威力に、ただただマジかよという気持ちでいっぱいです。

早く普通に歩けるようになりたい!

(何回目だ、このつぶやき…)

 

休み中に全快しますように…!!

 

 

 

 

 

 

 

手術終了!

それはそれはあっさりと、あっちゅーまに手術終わりました。え、こんなん?ってくらいにあっさりと。

 

手術当日は5時間前から絶飲食。

ぎりぎりまで家でゴロゴロして、手術だし贅沢しようとタクシー呼んで病院へ。

 

病院に着くとまずは承諾書にサイン。

 

診察室で手術について説明を受けます。

腫瘍が薄く広く残っているから、まぁまぁ大きく切りますと。ひとまわりおっぱい小さくなるけど、あなた元々おっぱい大きいからそんなに目立たないと思うし大丈夫でしょう。綺麗に切るからね!とのことでした。

ほほう、おっぱい大きいことが初めて役に立つ日が来ましたか。と言いながらケラケラ笑っていたら看護士さんもつられて笑っていました。

 

痛み止めの薬と睡眠導入剤を飲み、手術着に着替えて待ちます。

不織布で出来たダークグリーンの手術着。結構ステキな色だったから、せっかくだし写真に撮っておけばよかった!

 

なんかうつらうつらしてきて、早くしてくれないと寝ちゃう…と思いながら、手術で切り取る患部にマークを付けてもらい、術前最後のトイレへ。もうこの時点で相当眠い。

 

そろそろ寝ちゃうかもとフラフラしながらもオペ室へ行き、自分でオペ台に上がりました。

 

唯一血管が生きている左手首に麻酔の点滴を刺し、心電図取るみたいなクリップを指先に付けたら自分の脈の音が聞こえてきて、看護士さんや先生と和気藹々と雑談していたまでは記憶があるけど、その後は記憶はゼロ!

 

 

次の瞬間は、看護士さんの「終わってるよ〜起きられる?」という言葉で意識が戻る。

むくりと起き上がると看護士さん達が大慌て。ゆっくり起き上がってとのこと。

 

そのままリカバリールームにも自分で歩いて移動し(すっぽんぽんで勝手に歩き出して看護士さん大慌てagain)、もうひと眠り。いくらでも眠れる気がするくらいの眠気。

小一時間くらい寝て、もう大丈夫そうだなということで終了です。

 

先生に「どう?」と聞かれて最初に出た言葉は「お腹空いた、先生…」でした。

予想以上に元気。

 

ちなみに私の手術はまさかの日帰りです。驚くなかれNO入院。

最初聞いた時、私も衝撃だったけど今では日帰り手術の病院も増えてきているようです。

 

なので、病院も1人で行ったし、お会計も自分でしたし、いつもと違うことはお迎えにきてもらって車で帰ったことくらい。

あの感じだと、たぶん自力でも帰れたと思うけど、術後に満員電車で人とぶつかったりは怖いから、迎えにきてもらって正解。

 

入院が無いのでお会計は手術代のみ、9万とちょっとでした。

 

終わったあとは当日からご飯食べてOK、飲み物もOK、シャワーも浴びてOKとのことでさらに驚き。

 

次の通院日は一週間後なので、それまでは安静に過ごしたいと思います。

今のところは少し傷口がチクチクするくらいで特に大丈夫そうです。

 

長期傷病休暇

社会人生活で初めて、長く休みます。

と言っても2週間だけども。

今までは休んだとしても、平日5日間で土日祝あわせて最長で10日だったので、少しドキドキ。

あれ、4日しか変わらないわ☻

 

休み前に片づけなければいけない仕事がどんどん増えて焦っています。

とはいえ会社で残業するのは体力的にきつすぎて、PCを持ち帰り家で残業。

気付くとあっという間に夜中になり、這ってベッドに行って即寝。週末も自宅で仕事する始末。

 

こんな働き方しちゃだめだった…

病気が発覚する前の働き方に、一時的とはいえ戻ってしまい反省。

こういうことしてるから病気になったってこと、ちょっと思い出しました。

 

 

休暇を前にちょっとえらい上司から少し話せる?とお声がけいただき面談がありました。

休暇中は自分のことだけを考えて、せっかくの機会だから家族とゆっくり過ごしてね、と。

 

そしてもう一人の上司は海外出張先から、さみしくなったら連絡するんだぞ、という謎のエール。父親か!

 

みんなに心配されて嬉しいような、こそばゆいような。

 

チームのみんなには、手術で休むことを告げ、他の同僚には夏休みと話し、あとは手元の仕事を片付けたら休暇に入る準備は万端です。

 

手術が夕方だから、前日まで働くことにしてしまったので、バッタバタのまま手術に行くことになるけど、それも私らしいというか。

逆に勢いがあって良いかも。

 

部屋もしっかりと片付け、冷蔵庫の中身を空っぽにし、いざ行かん!

鉢植えだけ心配だなぁ。水は多めにあげるとしても今は夏…どうか枯れないようにと祈るばかり!

 

着圧ソックス

抗ガン剤治療中、何かとお世話になっている着圧ソックス。

ドセタキセル最終回が終わった今も消えない副作用により、むくみMAXです。

 

足のむくみが酷すぎて、もはやこれ無しでは過ごせない状況。

 

普段使いはメディキュットの足先が開いているものが便利ですが、MAXにむくんでいる時は開いてる場所のフチが足の甲に食い込んで痛いという…

 

医療用のソックスは、やはりかなり優秀なので痛くならないのです。

 

私が買った医療用のソックスは、イタリア製のarcos社のリカバリーソックスです。

 

本来は糖尿病や血栓のためのソックスらしいのですが、むくみにかなり効きます。

 

メディキュットのように締め付けが無いので最初は効いているのか、かなり不安でしたが、確実に効いている実感があります。

 

履き心地はサッカーソックスを履いてる感じ。着圧ソックス感があまりない。 

 

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お値段は結構しますが、特にドセタキセルなどを予定している方にはオススメです。

 

ドセタキセルの副作用に手足症候群というのがあって、体の末端に炎症が出ます。

 

私は点滴当日から2日間、医療用ソックスを履き続けました。どっかの記事で読んで、痺れやむくみなどの副作用での炎症を防ぐという意味でどこぞやのお医者様が勧めていたので。

 

なお手足症候群を防ぐために、点滴から2日間はあまり血行を良くしないように湯船にも入らないようにしていました。シャワーは浴びたけど。

 

果たしてこれで防げたのかは分かりませんが、爪はボコボコしたり痛くなったりしたものの、剥がれることなく終えることが出来ました!

 

着圧ソックスや点滴中のアイスノンでの対策も少しは意味があったのかなと思っています。

 

あくまでも私が効いたと感じただけで、医学的なエビデンスは全く無いけど、気休めでもやってよかったです☻

ドセタキセル4回目副作用〜3週目

最後の抗ガン剤副作用!

3週目の副作用は以下の通りです。

 

*手の爪の痛み

今までも痛いことはありましたが、メディキュット履くのが困難なレベルで両手親指の爪が痛くなりました。

他の指を使って上手いこと履きました!痛みは2,3日で消えました。

 

*口の中の乾き

口内炎とか口角炎とかはすっかり治っているのですが、とにかく喉が乾く!

喉というより下が乾く!

常に飲み物がないとダメでした。

 

*むくみ

ドセのむくみ、相当しつこいです。

3週目も相変わらずパンパンでした。

もはやむくみなのか、ただのデブなのか疑問に思いつつも、最近は全く暴飲暴食していないから太るとも思えないので、たぶんむくみです。

利尿剤は飲んでいますが、改善されず。気長に待ちます。

 

*歩けない

相変わらず歩けませんでした。とほほ。

もう手術日が迫っているので、出来れば手術日までにはある程度歩けるようになることを祈りつつ、タクシーを乱用しながら過ごしたいと思います。

 

 

むくみと歩けない以外は完全に回復したと言っていいと思います。

歩けさえすれば手術前にぱーっと遊びたかったのですが、いかんせん歩けないので何も出来ず。

 

きっと手術後に全力で遊ぶために、今はしっかり休んで手術に向けて体力を温存するよう神様が言っているのでしょう☻

 

さて、次はついに手術です!

ついに来たー!人生初!

 

抗ガン剤の副作用はなんだかんだでまだ続きそうなので、しばらく経ったらアップデートします!

手術日決定

ついに手術日が決まりました。

抗ガン剤最終回の日からちょうど1ヶ月後が手術日となりました。

想定通りなスケジュール。

 

思い起こせば、抗ガン剤をやることが決まった1月は、少しは怯えたり悲しんだりしながらも、家族や会社や友達に話さなきゃだとか、環境を整えたりとかであまりの忙しさに目が回りながら抗ガン剤治療に突入。

 

そして2月から半年間、副作用にのたうちまわる日もありつつも、なんだかんだあっという間に全8回の抗ガン剤治療が終わり、ついに手術となります。

 

長かったような、そうでも無かったような、不思議な感じです。

 

とりあえずここまで来たことが本当に嬉しい!

 

温存手術なので、この後には放射線治療もあるし、5年はホルモン治療もあるからまだまだ治療は続くけど、手術が終わればやっと元の生活に戻れます。

 

ここまで頑張った自分をめちゃくちゃ褒めたいし、支えてくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、感謝するのはちょっと早い。

相変わらず歩けないままだし、むくみも全然引かないし。これ、手術までに治るのかしら…

一抹の不安ありだけど、治らなくても手術には関係ないのでGOする模様。

シャバに出られる日が遠のく一方です☻

 

もうひと踏ん張りだ!

まずは目の前のゴール目指して頑張ります!

 

ドセタキセル4回目副作用〜2週目

早く抜けてくれ副作用!

2週目の副作用は以下の通りです。

 

*舌がガタガタ&アゴが痛い

1週目から続く口の中の荒れ。

2週目前半は舌のサイドが痛くなりました。痛くて食いしばるから歯の形が付いてガタガタ。

そして食いしばりすぎてアゴまで痛く…両方のコメカミの下らへんがきゅーっと。10日目あたりにやっと回復。

 

*胃の不快感

全然食べてなくてもお腹いっぱい。

常に何かが胃にいて、消化出来ていないような感覚がありました。

これFECの時もあったかも!

口の中の回復とともに食欲も戻りました。

 

*むくみ

11日目から再来。

足首なくなりました。もうパンパン。足先から頭先まで。ひえー!

利尿剤飲んでマッサージするしか方法が無いので、ひたすら耐えます。

 

* 歩けない

相変わらずほとんど歩けません。

むくみと筋肉痛が原因みたいですが、ほとんど歩かなくなって1ヶ月、寝ているか座っているかで筋力が落ちてる気がする。筋肉痛になるほど筋肉あるのかしら。

そろそろリハビリ程度に筋トレしないとダメかもしれないと思っています。

 

 

2週間経ち、むくみ&歩けない以外は元気になりました。

本当に歩けるようにさえなれば、後は何も辛くないんだけどなぁ。ご飯も食べられるようになったし。

 

歩けない事件簿はまだ続くようです…

とほほ。